<Noisey day>



「んぅ……っふぁ。久々の休暇でつい寝ちゃったよぉ」


ん〜、と気持ちよさそうに伸びをして
布団から起き上がれば、目の前に人の顔が見えた。
寝起きでぼんやりとした頭なので
誰と認識する時間にしばらくかかった。


「さ〜すけぇ〜殿!!vV」(カバァッ!!)
「っ慶次の旦那ァあああ!?;//」


にこりと幸村以上の笑顔で抱きついてきた
慶次に、佐助は朝っぱらから大絶叫。
それは普段の幸村と信玄のやりとり以上に大きな声だった。
この声に気づかない者はいないわけで。


「佐助ぇええァあああ!!!」
「Hey!!Honey!何事だ?!」
「佐助!!貞操は無事かァああ!」
「大将なんで貞操?!;」
「慶次殿!離れるで御座る!!」
「そうだ!!まだ発売もされてねぇ奴が!!」(こら/笑)
「佐助はわしのものじゃあああ!!!」
「だから大将!天下じゃないの?!;」


目の前で慶次を引き離し、乱闘し
発売とか訳のわからない事を
ぎゃいぎゃいと言っているのを
耳を塞ぎ眉をしかめながら見ていると、
ひょいと誰かに抱えられた。


「チカちゃん!?;」
「しぃ〜、巻き込まれてぇか?」
「それは、いやだなァ;」
「だろ?向こういこうぜ?」


元親に担がれながら部屋を出て
客室へ移動すると、舌打ちが聞こえた。


「オクラの妖精が見えるな。」
「……日輪で焼くぞ?」
「やってみろや!」
「やめなさい!二人とも!」
「「わかった」」(あっさり)
「うん!素直なとこ大好き♪」


この佐助の笑顔を見たいがために
素直に従ったまで。そのことに
勿論佐助は気づいていない。


「二人とも、お茶どうぞ!」
「すまないな。」
「ありがとよ!」
「で、何で皆がいるの?ここおれとか十勇士の館なんだけど?」
「まあ、細かいこと気にすんなよ!」
「日輪と、佐助への愛の導きよ!」
「………はァ;」


また目前で二人が火花を散らし、
佐助は溜息をついた。
ふと何か気配を感じて天井を向けば。


「………」
「うっわ!?小太郎!!;」
「ってめぇ!!佐助を誘拐なんてさせねぇ!!」
「日輪よぉ!!!」
「離せよ小太郎!!;//」
「…………断る(ボソリ)」
「旦那助けてぇえ!!」


「「「佐助はわたさねぇえええ!!!!!」」」


どの旦那だ?!と叫びながら先程の場所から
音速的な速さで走ってきた三人。
そして「大将は不要かあああ!!」と
信玄公までも走ってくる始末。


「もお!!皆しつこい!!!///」


佐助は鳥を呼び足に掴まりどこかへ飛び去っていった。
それを慶次は小猿を飛ばし佐助を追尾させる。
政宗は馬に乗り追いかけ、幸村はそのまま走っていった。



佐助に平穏という休日は、暫く訪れないだろう。




ギャグは苦手です!; これは相互記念捧げ文です。 2のキャラをと慶次・小太郎を 参戦させてみました。 こんなものですがもらってやって下さい!; 無是覇様!相互有難う御座います!



inserted by FC2 system